―――現在のお仕事内容や会社の雰囲気を教えてください 。
(インタビュワーはゼミ3年生FさんとKさん)
私は主に営業のサポートをしています。アイリスオーヤマは消費者をなるほどとうならせる「なるほど家電」が得意で、その面でテレビの取材を受けることも多いです。ほかにも照明に必要なLED電球も大量に扱っていて、オフィスや劇場などに向けての販売、BtoB(企業同士のビジネス)を行っています。
アイリスオーヤマは挨拶を大切にし、朝礼などもしっかりやる体育会系のイメージがあります。また、社員の平均年齢は25,6歳でとても若く、風通しの良い会社です。
ジョブローテーション(配置転換)も当然あります。私は入社するときは商品企画を希望していたのですが、今の職場(営業サポート)も雰囲気が良く自分に合っていて、悪くはないなと思っています。将来は商品企画を希望するかもしれません。
仕事では、エクセルを使っているのでエクセルは必須です。私は大学時代からある程度は使えたのですが、入社してから上達しました。
―――アイリスオーヤマに就職をきめた理由を教えて下さい。
マーケティングに興味があり、商品企画がやりたく、大学やゼミでの経験を生かすことができるのではないかと思ったからです。人事の社員の雰囲気を見て、自分に合っていると思いました。
―――内定をもらうまでどのような就職活動をされていましたか。
私は割と早くから就活をしていました。3年生の5月から聞いたことのある会社や知っている会社を選んでインターンシップに積極的に参加していました。アイリスオーヤマに関しては、エントリーシートから始まり、SPI(適性試験)、グループディスカッション、1対1での面接が複数回ありました。グループディスカッションは6チームに分かれ、「会社に求めるもの」というテーマで行いました。また、面接では大学で力を入れたものいわゆるガクチカについての質問をされました。私はサークルやボランティア活動などをやっていたわけではないので、佐々ゼミで行った「デザイン思考」や「卒業研究のテーマ」などを強調しました。
―――なぜ佐々ゼミに入ろうと思ったのでしょうか。
佐々教授は、割と自由に活動させてくれそうだったからです。他の先生は専門色が強く、その分野では力を発揮できると思います。一方佐々教授は民間企業出身ということもあり、幅広く対応してくれると思いました。ゼミの卒業研究のテーマを見れば分かりますが、かなり幅が広いです。とても実践的なゼミで、就職に強いという噂も学生の間ではありました。
―――後輩に伝えておきたいことはありますか。
インターシップは膨大な数の企業が行っていますが、希望職種、業種がある程度決まっていたら、良く知っている企業を選んだり、夏のインターンシップの説明会に出て決めたりするのも良いのではないでしょうか。
佐々ゼミは専攻分野の知識だけでなく、幅広く自分が学びたいことを学べるゼミです。入ゼミ時は競争が厳しいですが、自分の熱意ややりたいことをぶつければ先生に伝わると思うので、ゼミ選びに迷っている人はぜひ一度行ってみてください。先生もゼミ生も親身になって話を聞いてくれると思います。